北斗晶 乳がん手術は無事終了。女性なら気になる乳がんの発見方法
乳がんを公表した元女子プロレスラーでタレントの北斗晶さん(48)が9月24日、右乳房全摘出手術を受けた。夫で元プロレスラーの佐々木健介さん(49)は同日、手術が無事に終わったことをマスコミ各社へ直筆でのファックスで報告した。
スポニチによると、
謹啓、ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。平素は何かとお心にかけて下さいまして有難うございます。
この度は妻北斗晶の突然の乳癌の報告に世間の皆様をはじめ、関係者の皆様、マスコミの皆様に多大なるご迷惑、ご心配をおかけしました事をお詫び致します。
午前中に始まった手術もお昼過ぎには無事に終了しました事をまずは皆様にご報告させて頂きます。現在は術後の痛みと、胸を全摘出した事で心の痛みが強く、少しでも痛みを忘れられる様、離れず側にいてやる事しか出来ませんが、家族四人で力を合わせて、癌に負けないように頑張っていきます。長い闘病生活になりそうですが、皆様の前に元気な姿で一日も早く立てます様、妻も頑張ってくれると信じています。皆様には変わらぬお力添えをお願い申し上げます。
謹白
二〇一五年九月二十四日 佐々木健介
北斗さんのガンは乳頭の真下近く、直系約2センチ大の腫瘍だった。今年初夏に「ちりちりする痛み」を感じて検査を受け、7月7日に乳がんと告知され、23日に自身のブログで明らかにしました。
乳がんを告白した公式ブログはこちら→【またね】と言わせて下さい。
現在は手術は成功しており、今後は抗がん剤治療を受け、健介さんは当面の仕事を休んで看病するとのこと。
乳がんになった芸能人まとめ
女優・赤木春江さん(89歳)・・・83歳のときに左乳房の全摘出
歌手・島倉千代子さん(75歳)・・・5歳のときに早期乳がんが発見され、幸運にも温存手術で済みましたが、リンパ節の一部は切除されたようです。
女優・宮崎ますみさん(45歳)・・・2003年にエコー検査のみで「悪性はない」と言われていたが、2005年しこりが大きくなっていることに気づき、初めてマンモグラフィ検査を受けることに。マンモグラフィとエコー検査の結果「写っている影は、たぶん悪性ではない」とされていたものの、念のために細胞診をしたところ、クラス(悪性度)5と判明。
モデル・MAIKOさん(28歳)・・・乳房に小さなしこりがあることに気がついたのは(08年)10月のことで、リンパ節転移はなく、ステージ(病期)は1の段階だったものの、微小ながんが周辺部に潜んでいる可能性があるため、抗がん剤治療、放射線治療、ハーセプチン(一般名トラスツズマブ)治療、ホルモン療法の順で術後治療が行われることになった。
歌手・園まりさん(69歳)
女優・大空真弓(73歳)
タレント・泉アキさん(63歳)
シンガー・綾戸智絵さん(55歳)
女優・倍賞千恵子さん(72歳)
ルポライターの内澤旬子さん(45歳)
女優・音無美紀子さん(64歳)
歌手・平松愛理(49歳)
森 光子さん(享年92歳)
歌手アグネスちゃんさん(52歳)
漫才師の内海桂子さん(85歳)
樹木希林さん(70歳)
川村カオリさん(享年38歳)
山田邦子さん(52歳)
麻木久仁子さん(50歳)
女優・田中好子さん(享年55歳)
乳がんを発見する方法は?
「しこりなどの違和感を感じて検査をしてみると乳がんだった」というのが、乳がん発見の流れで多いパターンですが、他のガンと同じくなるべく早めに発見して治療することが大切です。
一番確実なのが、人間ドックなどで定期的に検査することですが、「そこまではちょっと」という場合は、セルフチェックをしてみましょう。
乳がんは体の表面に近いところで発生するため、他のガンに比べて、セルフチェックで発見できる可能性が高いガンだと言われていますからね。
【チェックポイント】
- 乳房の変形や左右差がないか
- しこりがないか
- ひきつれがないか
- えくぼのようなへこみがないか
- ただれがないか
- 出血や異常な分泌物がないか
以上の6つのポイントをチェックしてみましょう。
入浴前に鏡の前でチェックする場合
- 両腕を下げた姿勢で、乳房や乳頭を観察します。
- 両腕を高く上げた姿勢で、正面・側面・斜めから乳房を観察します。
- 乳頭を軽くつまみ、血のような分泌液がないか調べます。
チェックは毎月1回が推奨されており、少しでも違和感を感じたら、すぐにでも受診しましょう。受診する医療機関は乳腺外科、乳腺科、乳腺内分泌科などの表示がある病院やクリニックです。
乳がんは外側の上部に発生しやすいと言われているので、特に注意して調べましょう。