感染性胃腸炎の広がりに厚労省が注意呼びかけ。予防・対処法は?

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毎年この季節になるとノロウィルスなどの「感染性胃腸炎」の感染が広がりますが、今年は過去10年で2番目に患者が多く、新型のノロウイルスが見つかっていることから、厚生労働省は注意を呼びかけています。

国立感染症研究所によると、今月11日までの1週間の間にに報告された「感染性胃腸炎」の患者の数は1医療機関あたり3.25人で、前の週から0.13人増加しているそうです。

新型のノロウィルスは通常とは異なる遺伝子配列をしており、大流行のおそれがあるのでしっかりと予防しておきましょう。

感染性胃腸炎の予防方法

1.手洗い・うがい

まずは基本の手洗い・うがいですね。感染性胃腸炎の感染経路は食事や水分をとるときに口を通して感染するので、手洗い・うがいで感染性胃腸炎を予防することができます。

手洗いは水だけではなく石鹸を使って、手のひらだけではなく、手の甲や指の間、爪先までしっかりと洗いましょう。

手洗いの手順(厚生労働省)

2.よく加熱して調理する

また、口からうつるということで食事にも気をつけておく必要があります。

具体的には調理の仕方。よく加熱することでウィルスを倒すことができるので、「85℃、1分間以上」というのを基本にしっかりと加熱しましょう。

3.感染した人の便やおう吐物には、直接触れない

口を通しての感染経路以外には「吐物、便を介しての接触感染(二次感染)」があるので、感染した人の便やおう吐物に直接触れないことも予防法になります。

特に乳幼児や高齢者など下痢、嘔吐物を処理する時には注意が必要です。

使い捨ての手袋やキッチンペーパーなどを使って直接触れないように処分しましょう。

【嘔吐物などの処理の流れ】

  1. 吐物等の拭き取り、汚染された衣類等の片づけの際には、ビニール手袋やマスク等を用いて、直接の接触を防ぐ。
  2. 吐物等の拭き取りに使用したペーパータオル等や汚染された衣類等は、衛生的に廃棄するか、捨てられないものは塩素系漂白剤または熱湯でつけ置き洗いする。
  3. 吐物のあった床等は、次亜塩素酸ナトリウム(塩素濃度約200ppm:市販の塩素系漂白剤の塩素濃度は5~6%なので250倍に希釈)で浸すように拭き取る。(塩素ガスの発生に注意)
  4. 嘔吐物等を処理した場合は、必ず十分な手洗いとうがいを行う。