化血研が過去40年間以上不正発覚。その不正内容は?

化血研

化血研
国内大手の薬品会社「化血研(かけつけん)」が血液製剤やワクチンを未承認の方法で製造していたことが発覚しました。
化血研は80年代後半~90年代前半の薬害エイズ問題で国を揺るがす大問題を起こしていましたが、それよりも以前から今回の隠蔽問題を起こしていたようです。

なぜ、このような問題が起きたのかを簡単に説明すると、

まず、血液製剤やワクチンというのは国によって作り方が明確に決まっていたのですが、化血研は「その方法では利益がでない」と判断し、別の製法で血液製剤やワクチンを製造していたことがはじまりです。
さらに、その後も改良を重ねていき、製造工程をどんどん省略していったそうです。

記者会見でも「安全性に問題はないと思った」というような意味にとれる発言をしており、「不正は、早期の製品化や安定供給を最優先したことに起因している」と発表しています。
組織全体で隠蔽を行っており「かなり悪質だ」と考えるのが一般的でしょう。

化血研の血液製剤やワクチン以下のことに使われています。

  • インフルエンザワクチンでは国内の約3割
  • 百日ぜきやポリオなどを予防する子ども向けの4種混合は約6割
  • A型肝炎や狂犬病などは100%

これぐらいのシェアを誇っていますから、使われたことがある方もかなり多数と言えます。

不正による安全性への影響は確認されていませんが、承認と違う製法で作れば、人体に影響が出る可能性は少なからずあると考えられますので、今回の問題はかなり厳しく批判されると考えられます。